「凸凹のある子」進学の壁を超えるには

「凸凹が輝く教育」書籍出版記念イベント

朝日新聞東京版に連載されている「凸凹が輝く教育」。子どもの発達が気になる方なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
12月に「学びに凸凹のある子が輝く デジタル時代の教育支援ガイド~子ども・保護者・教師からの100の提言」(学研教育みらい、税込み1870円)の出版記念イベントが開催されました。

東京大学先端科学研究センターの近藤武夫准教授らが、デジタルの活用により、進学を乗り越える方法について語るなど、3部構成で、充実した内容のイベントでした。

前例をつくってきた当事者たち

読み書きに困難があっても、ICTを利用するなどの配慮を受けることで学びが継続できるのに、「頑張れば書ける」と学校現場でなかなか理解されない。「前例がない」と適切な配慮を受けることができない。そんな状況に真摯に向き合い、学校と交渉した若者がたくさんいます。

ここで自分を語るのは成功者ではなく、配慮のない時代から、事例を積み重ね、大きなうねりとなり、社会を巻き込んでいく活動をしてきた若者たちです。その背後で信念をもち見守る保護者の方の姿もありました。

このイベントの動画が、12月21日~来年1月31日まで期間限定で見られます。ぜひ参考になさってください。

Miho

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