毎月行なっているサロンも10回を数えました。
今回のテーマは「認知の歪み」。
認知行動療法などにつながる専門的な言葉となりますが、まずはその簡単な説明を聞いて、その後グループに分かれ子どもや自分において認知の歪みがどんな風にあるかを話し合いました。
認知と言えば難しいですが、何かがあった時にそれをどんな風に考えるかというそれぞれの人の持つ感じ方のこと。
なので多様な社会の中には多様な認知があり、それぞれに偏りがあることが当たり前です。
認知の歪みというのは主にそれがマイナス思考やすり替えなど、問題につながった時の呼び方ということのようです。
グループごとの話し合いでは、
- 思い込みにとらわれる
- 言葉どおりに受け取る
- 絶対は絶対
- 人に無視されたと思い込む
- 「まぁ、いいか」がない
など、典型的な例がいくつも出てきて、皆さん頷くこともたくさん!
こちらをご覧の方も思い当たることがあるかもしれません。
話していく中でユニークな子供たちが、
- 一体何を考えてそうなっているのかよく分からない
- 一般に考え得る反応とは違い、我が子のことなのに理解ができない
そんな声も聞かれました。
それぞれが持つ考え方の独自性が強いのでしょうね。
具体的な対応として
‘’考えたことと実際に起きたことを書き出して客観的に見直す‘’
というようなことを取り入れている方もちらほら見られました。
すべてが認知の歪みで説明がつくわけでもないでしょう。
歪みが分かったといって直せるものばかりでもないでしょう。
それでも「こういったことがある」「それぞれみんな持っている」と理解することで、大変なトラブル発生の時にも気持ちに余裕が生まれるといいなと思います。
今回は内々での開催でしたが、オープンなサロン開催も計画をしております。
気になる方は、是非メンバーシップ登録をお願いします。
Miyuki