少し遅くなってしまいましたが・・。
1月30日(日)に開催したオンラインイベント「少し先の話を聞きたい」を終えてのご報告です。
今回も多くの方にご参加いただき本当にありがとうございました。
いま「ギフテッド」という言葉が話題になっていますね。
今回はそれがどういうものなのか、というところにまでお話が及ぶには時間が足りないので、あくまで「ギフテッド・浮きこぼれ」生きづらさを抱えた子どもが大人になって直面する課題についてを、当事者視点としてお話をお伺いしました。
お話いただいたよしたくさんから資料を公開していただきました。
資料が本当に見やすく、わかりやすいのでぜひみなさんに見てほしいです。
子ども時代の特徴などは、「あるあるー」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
よしたくさんは親の立場ではなく、教育や心理などの専門の方でもなく、純粋に当事者としての立場でお話してくださいました。
保護者の方の参加も多かったかと思いますが、当事者のお話からみなさんそれぞれが学びを得たり参考になることも多かったのではないかな、と思います。
「ギフテッド」の概念に対する距離感は本当に様々ですよね。
日本ではなじみにくい概念でもあるため、とても情報が少なく必死で学んできた方も多くいたり、逆に「よくわからない」という方もいるかと思います。そしてとても誤解の多い概念でもあり。
今回はあえて、「ギフテッド」に関する説明に時間をかけることはしませんでした。
いろいろな生きづらさがある、という前提に立つ。それでいいのかな、と思ったりします。
終了後ありがたいことに、たくさんの方にアンケートの回答をお寄せいただきました。
その中からいくつかいただいたお声を掲載させていただきます。
大変貴重なお話を聞かせて頂きありがとうございました。よしたくさんの経験から語られる言葉が私にはとても理解しやすく、すぐに役立てたいと思いました。穏やかな語り口や表情にも安心感を覚えました。またお話を聞ける機会があると嬉しいです。ありがとうございました。
とても分かりやすいお話しでした。また資料の補足もありがとうございました。教育も社会も根本は同じなのだなと改めて思いました。よしたくさんの今の時代の生き抜き方もまた、参考になりました。 そして社会人こそ自分を守ってくれる人を見つける事は、子供時代よりも難しい事ではないかとも思います。それでも、自分の特性と社会の目線を子供自身が成長と共に理解しながら、自分に合う道を見つけてもらえればいいなと思いました。また開き直るという事が1番大切なのかもしれないですね。「これが私」という覚悟のような感じで自分を受け入れる事が出来たら、前進出来そうです。
様々な経験を通して自己分析をされており、とても学びの多い時間でした。自分の取扱説明書を作り上げていくプロセスが大切だと思いました。
内容もとても分かりやすかったですし、お話の仕方も、聞きやすい声とテンポで、とてもよかったです。 内容として、「初めて知った」ということがあったわけではありませんが、「やっぱり〜」「なるほど〜」と思うことが多く、頷きながらお聞きしました。 ギフテッドのことは最近知られたとお聞きしていたので、子どもの頃はわりと適応型だったのかと勝手に思っていましたが、「なんで?」と聞いたり、「こっちの方がどう考えても合理的」と思ってしまうことを行動として表したり、「理不尽」になじめなかったり、興味のないものは取り組めなかったりなどがあったとお聞きして、いわゆる「普通」ではやはりなかったんだなと、納得しました。 お母様が、そのままのよしたくさんを、そのままに受け止めておられたので、子どもの頃は大きな壁に当たらなかったのだろうと思いましたが、その反面、社会はなかなかそうはいかないということを、まさに社会人になるまで身につまされることはなかったのかも、、とも思いました。
不慣れな点も多くあってご迷惑をおかけしたこともあるかと思いますが、今後の参考にさせていただきます。
ありがとうございました!
ひとみ