【選挙バー主催】の高校生。 苦しかった小中学生の頃 。もがきながら見つけた家族のカタチ。

はじめましてakikoです。


難しい子育ても18年目に入りました。

まだ子育ては続きますが、好きな事を見つけ、夢に向かって歩き始めた息子について少しお話します。


よろしければ彼が主催した「選挙バー」の記事もお読み下さい。



赤ちゃんの頃から夜泣きが酷く、毎晩の夜泣きに疲れ果て虫封じ祈願に行ったことも。


幼稚園に入り、不器用で皆と同じことが出来ない、じっと座っていられず「親の育て方が悪い」
と言われました。


どんなに自分が頑張っても子育ては上手くいかず。

食物アレルギーも酷かったので除去食も作り、毎日がヘトヘトでした。


正直、子供が可愛いと思えなかった時期もありました。このまま飛び降りたら明日から楽になれるかなと思ったことも。


小学生になり、どこか変わった息子は、いじめにもあいました。


理不尽さを上手く言葉に出来ず、噛みついたり暴言で返したり。


学校でのトラブルも多かったです。


この頃から学校のストレスで様々な症状も現れ始めました。


宿題を完璧にやりたくて、分からないとパニックになって。裸足で家を飛び出したり。


やらなくてもいいと言っても納得いかず。


自分だけ皆と違うことが許せなかったのです。

人とは違う自分が嫌。


普通になりたい。


中学に入ると小学校とペースも違い、規則も多い。

必死についていこうと頑張ってましたが、毎晩泣けてしまう。


道が怖くて歩けない。

でも宿題は完璧にやりたい。

漢字を書くのは苦手なのに教材と全く同じ文字を書きたくて定規で文字のの長さ、角度を測って書く。
書いては消しの繰り返し。


そんな状況でも必死に登校していましたが、みるみる壊れていき結局、強迫性障害で入院することに。


約1年半の入院の後、自分に合った居場所を探していろいろ行ってみたけれど、本人に合う場所はなく家にこもり、好きな朝鮮半島について調べたり政治の記事を読んだりする毎日


上手くいかない、やりきれない気持ちを自分に向け自暴自棄になったり、外に向けば弟への攻撃。


本人も家族も崩壊しつつあった時にROCKETの4期生に選ばれました。



正直いいことばかりではなかったけど、ROCKETで親も変われたかな。


それまで失敗しないように先回りばかりしてた私が、息子の力を信じ信頼出来る大人に任せてみようと思えたから。


必要なことは守るだけじゃなくて信じて見守ること。


でも本人が助けを求めてきたら全力で助ける。


そう思えるようになって自分自身も少し楽になれた気がします。


今、息子は自宅近くで一人暮らしをしています。


家族一緒に生活していくのは難しく、家を出て行きました。


そんな彼の選択を認め、今は程よい距離感で生活できています。


家族だから仲良く一緒に生活しなくても、それぞれの家族のカタチがあっていいと思います。


学校に行く意味が分からない!と高校進学を見送った息子も今は通信制高校で学んでいます。


将来、政治に関わる仕事に就き少数派の人も生きやすい世の中を作りたいそうです。


大きな夢だけど、叶うといいな。


程よい距離感を保ちつつ、ドキドキしながらこれからも息子が選んだ道を応援していきます。


こども達の未来が、少数派の人も生きやすい幸せな世の中になりますように。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

選挙バーについての記事とtwitterです。よかったらお読みください。

「選挙バー」が誕生!仕掛け人は不登校に苦しんだ高校生 | 日本財団ジャーナル
長野県飯田市に「選挙バーが1日限定でオープンした。統一地方選後半の開票速報を参加者みんなで楽しむことを目的に開かれたイベントである。
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