☆9月のオンラインサロンから☆おすすめの本の紹介もあります

オンラインのサロンをオープンにしてから参加方法も様々検討中で、今回はCABINメンバーの皆さんへ向けて招待をさせていただきました。

あらかじめの受付をしなかったので、実は内々では「誰も来なくて打ち合わせになってしまうのでは」という心配が渦巻いていました。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございます!
お馴染みになったお顔に、初めましてのお顔も。
振り返れば当事者の方のご参加もあり、サロンの幅が広がった回となりました。



最近どうしてる?

9月のテーマは「最近どうしてる?」。
THE・ざっくりですね(笑)。
ご自身やお子さんの最近を言いっぱなし聞きっぱなしで順番にお話ししました。

このスタイル、まだ慣れない方もいらっしゃると思います。
どちらかというと聞いているときが難しいかもしれません。
「否定も肯定もしない」
肯定は良さそうに思えて、それもまた期待を作ってしまったりお話から自由を奪ってしまう。
・・・のは分かるのですが、ZOOMの画面で曖昧に頷き曖昧な表情を浮かべるの、結構難易度が高いもの。
あと、うっかり質問形式で話してしまって自分で回収してみたり。
ほとんどみなさんこんな感じだと思うので、大丈夫です

また、言いっぱなしで答えをもらえないの不安だなぁ、と思っている方もいるかもしれないですね。
ブレイクアウトルームに分かれての言いっぱなし聞きっぱなしのあとで、元のお部屋に戻ってお話しできる時間も設けています。
いつも2次会も行っているので、会話形式の自由なおしゃべりもできますよ

自然に浮かび上がるキーワード

私たちの子どもが所属していたROCKETは子どもたちを「ユニークな子ども」と表現していました。
そこでピンとくるものがある方がCABINへ登録し、サロンにもご参加くださっているかと思います。
一言で表現するのは難しいのですが、キーワードとしては不登校 浮きこぼれ ギフテッド 発達障害 LD ASDなどなど。

9月のサロンでは「カメラアイ」というワードが登場しました。
記憶がそのまま鮮明に残る(すべてではなく興味によって偏重もあります)ということは、い体験もいつまでも鮮明に繰り返されるので、実際には生きにくさに繋がってしまう特性です。
今回の内容としてはギフテッド寄りだったと思います。

いつも運営をしていて気を付けているのは、それぞれのワードに寄りすぎることで、他を排除していないか
逆にいつも深く入り込まずに物足りないものになってはいないか、ということです。

個才」を一番のベースに、その時の浮かび上がったキーワードから掘り下げる。
そんなイメージでサロンを開催しています。


なので例えば、今回は「カメラアイ」がキーワードになりましたが、全然違うという方も気にせずご参加ください。
そして、その話で深めたい、という方もお越しください。

おすすめの本の紹介

サロンのはじめにアイスブレイクを行っています。
内容はその時々ですが、今回はおすすめの本を紹介してもらいました。
どれも興味深い本でしたので、こちらにまとめます。
秋の夜長に手に取ってみて下さい。


  • タオの子育て―子どもを育てる、親を育てる81章 ウィリアム・マーチン (著), 田中淳一 (翻訳)
    パラッと開いたページから気楽に読むことができる一冊。
    自由に自然に、肩の力を抜くことができる育児へのアドバイス。

  • ブレイン・マネジメント 脳を自由自在に操る科学的メソッド
    吉濱 ツトム著
    吉濱さんをIQ160の天才アスペルガーとしてYoutubeでご存じの方も多いかも。
    ワーキングメモリーをもっと鍛えたい、というのは保護者サイドもだったりします。
    実践のための一冊。

  • 子どもへのまなざし
    佐々木 正美  (著), 山脇 百合子 (イラスト)
    この本のやさしい向き合い方に包まれて子育てを行ってきたという、1998年の刊行以来子育ての側で大切に育まれた名著。
    どんな特性を持った子どもでも、向き合うまなざしは変わりません。

  • ざんねんないきもの事典
    今泉忠明 (監修), 下間 文恵 (イラスト), 徳永 明子 (イラスト), & 1 その他
    頭をからっぽにして楽しめます。
    知っていたつもりのあの生き物の、こんな一面を知ったらもっと違って見えて来るかも。
    自然は懐の広さはざんねんさも奥深くユニークです♪

  • リエゾンーこどものこころ診療所ー
    竹村優作 (著), ヨンチャン  (その他) 
    児童精神科のお世話になっている方も少なくないと思います。
    リエゾンはそこがお話の舞台となっている漫画です。
    主人公の研修医が自身で発達障害を持っていることに気づくくだりも身近なエピソード。

  • パーマカルチャー事始め
    臼井 健二 (著), 臼井 朋子 (著)
    自然の仕組みを生かし、永続性のある農的暮らしの場をつくり出すパーマカルチャー。
    長野で実践されているご夫婦の日々。
    自然の中には生きる学びがたくさん詰まって輝いています。

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  • 夜と霧
    ヴィクトール・E・フランクル (著), 池田 香代子 (翻訳)
    原著の初版は1947年、ユダヤ人精神分析学者がみずからのナチス強制収容所体験をつづった一冊。
    絶望の中に見出す希望を、絶望に取り囲まれてしまう一途な若者にも是非読んで欲しいです。
    「生きることからなにを期待するかではなく、……生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題」

  • Shrink~精神科医ヨワイ~
    月子 (著), 七海 仁  (原著)
    こちらも漫画。精神科医ということで、幅広いドラマ展開です。
    ユニークな子どもの側にいると周りは普通に見えてしまう事も多いですが、実際は普通に見える人々にも色々な困難はあるわけで。
    最新8巻は適応障害からうつ病、就労支援機関、精神障害者雇用がテーマになっています。
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